いっしょ‐けんめい【一所懸命】
[名・形動] 1 中世、1か所の領地を命をかけて生活の頼みにすること。また、その領地。「—の地」 2 命がけで物事をすること。また、そのさま。必死。一生懸命(いっしょうけんめい)。「もっと—な、...
一緒(いっしょ)にな・る
1 複数のものが合わさって一つになる。落ち合う。「弟と駅の改札口で—・る」 2 夫婦になる。「晴れて—・る」
いっしょ‐ふじゅう【一所不住】
一定の場所に住まないで諸国を回ること。「これは—の沙門にて候」〈謡・鉢木〉
一指(いっし)を染(そ)・める
物事にちょっとかかわる。「不義非道な色事には、一指をだに染めることをしなかった」〈菊池寛・藤十郎の恋〉
一矢(いっし)を報(むく)・いる
敵の攻撃に対して、矢を射返す。転じて、自分に向けられた攻撃・非難などに対して、大勢は変えられないまでも、反撃・反論する。
いっ‐しん【一審】
最初に訴訟を受理する裁判所(第一審裁判所)によって行われる審判。通常、簡易裁判所・地方裁判所の審判をいう。始審。→二審
いっ‐しん【一心】
1 多くの人々が心を一つにすること。同心。 2 心を一つの事に集中すること。また、その心。専念。「会いたい—で探し続ける」 3 仏語。 ㋐あらゆる現象の根源にある心。 ㋑浄土真宗で、真実の信心。
いっ‐しん【一振】
[名](スル) 1 ひと振りすること。「バットを—する」 2 きっぱりととり払うこと。「沈滞の気を—する」
いっ‐しん【一新】
[名](スル) 1 すっかり新しくすること。また、まったく新しくなること。「人事の—を図る」「面目を—する」 2 特に、明治維新のこと。「明治の御—」
いっ‐しん【一身】
1 一人のからだ。一人の人。 2 自分一人。おのれ自身。「衆望を—に集める」「責任を—に負う」 3 全身。自分の命。「—を賭(と)して事に当たる」