ひと‐こきゅう【一呼吸】
少しだけ間(ま)をとること。また、その間。「あわてず、—おいて話し始める」
ひと‐こし【一腰】
一ふりの腰の刀。腰の物。「男の—取られうより、死んだがましよ」〈虎清狂・禁野〉
ひとこし‐ちりめん【一越縮緬】
《「越」は横糸の数を表す単位》横糸に右撚(よ)り糸と左撚り糸を1本ずつ交互に織り込んだ縮緬。しぼが細かい。
ひと‐こと【一言】
1 一つの言葉。一語。「—のあいさつもない」 2 ちょっとした言葉。短い言葉。「とても—では言い尽くせない」
一言(ひとこと)多(おお)・い
言わなくてもいいことを付け加えて言うさま。「何につけても—・い」
ひとことぬし‐の‐かみ【一言主神】
大和の葛城(かつらぎ)山の神。悪い事も善い事も一言で言い放つ託宣神とされる。奈良県御所(ごせ)市にある一言主神社に祭られている。葛城神(かつらぎのかみ)。
ひと‐こま【一齣】
1 演劇・映画などの一場面。 2 ひと続きの事柄の中の一場面。「日常生活の—」「青春の—」 3 フィルム・漫画などの一区切り。「—漫画」 4 大学などの時間割の一区切り。一時限。
ひと‐ころ【一頃】
以前のある時期。一時。「—のような勢いはない」「—はやった曲」
ひと‐さかり【一盛り】
1 一時期盛んであること。「—を過ぎた花」 2 若さの盛んな一時期。「なにさ、—はお道楽でございますのさ」〈滑・浮世風呂・二〉
ひと‐さし【一差(し)/一指(し)】
将棋・舞などの一回。一番。「—舞う」