いちねん‐ほっき【一念発起】
[名](スル) 1 あることを成し遂げようと決心する。「—して芸道に励む」 2 仏語。一心に悟りを求める心を起こすこと。
いちねん‐むぎ【一年麦】
年が明けてからまく麦。収穫がないので、何の役にも立たないことのたとえ。
いち‐の‐いた【一の板】
兜(かぶと)の錏(しころ)や、鎧(よろい)の草摺(くさずり)、大袖、栴檀(せんだん)の板などの最も上の板。
いち‐の‐いと【一の糸】
三味線・琴などの第一の弦。最も太く、調子は最も低い。
いち‐の‐いん【一の院】
⇒一院(いちいん)3
いち‐のう【一能】
一つの技能・才能。「一芸—」
一(いち)の裏(うら)は六(ろく)
さいころの一と六とが裏表であるように、生きていくうちには、よいこともあれば悪いこともあり、それが循環するものだ。
いち‐の‐おとど【一の大臣】
「一の上(かみ)」に同じ。
いち‐の‐おり【一の折】
連歌・連句の懐紙(かいし)で、最初の一折。百韻の連歌では、懐紙4枚をそれぞれ横二つに折り、折り目を下にして右端をとじ、その表と裏に句を記し、その最初の1枚分をいう。初折(しょおり)。→二の折 →...
いち‐の‐かみ【一の上】
左大臣の異称。左大臣が関白を兼ねるときは、右大臣をさす。いちのおとど。