さんじっ‐かい【三十階】
律令制で、30等に区分された位階。正従一位・正従二位・正従三位・正従四位上下・正従五位上下・正従六位上下・正従七位上下・正従八位上下・大少初位上下。
さんじっ‐こう【三十講】
法華経二十八品(ほん)に開経の無量義経と結経の観普賢経を加えた30巻を、1日に1巻ずつ、または朝夕に1巻ずつ講ずる法会。
さんじっこく‐ぶね【三十石船】
米30石相当の積載能力を有する和船。特に江戸時代、淀川を通って伏見・大坂間を往来した客船をいう。三十石。
さん‐じゅう【三十/卅】
1 10の3倍の数。 2 30歳。みそじ。
三十(さんじゅう)にして立(た)つ
《「論語」為政から》30歳で自己の見識を確立し、独立する。→而立(じりつ)
さんじゅうねん‐せんそう【三十年戦争】
1618年から1648年にかけて、ドイツを中心に行われた宗教戦争。ボヘミア王フェルディナントの新教徒圧迫が原因で、デンマーク・スウェーデン・フランスも参戦、ウエストファリア条約によって終結した。...
さんじゅう‐ばんじん【三十番神】
天台宗・日蓮宗で、法華経を守護する神。本地垂迹(ほんじすいじゃく)説に基づく。1か月の30日間、1日一体ずつ祭る。
三十(さんじゅう)振袖(ふりそで)四十(しじゅう)島田(しまだ)
《30歳になっても振袖を着たり、40歳になっても島田を結ったりする意から》年配の女性が年齢不相応な若い服装や化粧をすること。特に年増(としま)の芸者などの若づくりをあざけっていうのに用いる。四十...
さんじゅう‐ぼう【三十棒】
《「三十」は数多い意》禅宗で、師が修行者を警策で激しく打って、正しい道へ教え導くこと。また、そのような厳しい教導。痛棒。
さんじゅうメートル‐ぼうえんきょう【三十メートル望遠鏡】
⇒ティー‐エム‐ティー(TMT)