ろく‐ぶぎょう【六奉行】
武家時代の、武者奉行・旗奉行・長持奉行の総称。それぞれ二人ずついた。
ろくぶん‐ぎ【六分儀】
天体の高度を測るための携帯用の器械。望遠鏡、2枚の反射鏡、円周の6分の1(60度)の目盛りをつけた弧などからなる。船の位置を求める天文航法に使用。セクスタント。
ろくぶんぎ‐ざ【六分儀座】
南天の小星座。獅子座(ししざ)と海蛇座(うみへびざ)との間にあり、4月下旬の午後8時ごろ南中する。学名 (ラテン)Sextans
ろく‐へい【六蔽】
仏語。清浄心をおおう六種の悪心。慳貪(けんどん)・破戒・瞋恚(しんい)・懈怠(けだい)・散乱・愚痴。
ろくべえ
《江戸時代、飢饉のときに六兵衛という人が考案したという》サツマイモを原料とする麺。長崎県の郷土料理。作り方は対馬・島原など地域によって異なる。
ろく‐ぼ【六母】
六種の母。嫡母・継母・慈母・養母・庶母・乳母の称。〈書言字考節用集〉
ろくぼう‐せい【六芒星】
正六角形の辺を延長してできる、六つの突起をもつ星形。ヘキサグラム。→五芒星
ろくまんはっせん【68000】
米国モトローラ社が1979年に発表した16ビットマイクロプロセッサーの製品名。正式名称はMC68000。68Kとも略記する。
ろく‐み【六味】
1 六種の味。苦・酸・甘・辛・鹹(かん)・淡。 2 「六味丸」の略。
ろくみ‐がん【六味丸】
漢方で、地黄・山茱萸(さんしゅゆ)・山薬などを調合した丸薬。強壮などに用いる。