アイカッパビー‐ゼータ【IκB-ζ/I kappa B-zeta】
免疫の過剰反応を引き起こす、たんぱく質の一種。平成22年(2010)、東京医科歯科大グループによりリウマチの原因物質の一つとして特定された。
イカット【(インドネシア)ikat】
《縛る・結ぶなどの意》インドネシアの伝統的な絣(かすり)のこと。自然の草木からとった染料でむらに染めた糸を使って、動物や植物などを抽象的な表現で織り込む。
イカリア‐とう【イカリア島】
《Ikaria/Ικαρία》ギリシャ、エーゲ海東部の島。旧称ニカリア島。中心地はアギオスキリコス。ギリシャ神話では、この島の近海でダイダロスの息子イカロスが墜落したとされる。紀元前8世紀頃に植...
イカロス【Ikaros】
ギリシャ神話中の若者。父ダイダロスの考案した蝋(ろう)づけの翼でクレタ島から脱出したが、あまりに高く飛んだため、太陽の熱で蝋が溶け、海中に落ちて死ぬ。ラテン語名、イカルス。 《Interpl...
イクラ【(ロシア)ikra】
《魚の卵の意》サケ・マスの卵を塩漬けにした食品。日本では、筋子に対し、成熟した卵を一粒ずつ離したものをいう。
イコイ【Ikoyi】
ナイジェリア南西部の都市ラゴスの潟湖に浮かぶラゴス島の東部地区。植民地時代に英国人が多く居住し、コロニアルスタイルの街並みが残っている。現在は官公庁、高級ショッピング街があるほか、同国有数の高級...
イコノグラフィー【(ドイツ)Ikonographie/(フランス)iconographie】
図像学。描かれた図像の持つ意味を判定する学問。古くは、ローマ時代の肖像画の主を判定する肖像学。18世紀以降はキリスト教美術の教義的内容を研究する学問であり、現在では、広く美術作品の意味を研究する。
イコン【(ラテン)icon/(ドイツ)Ikon】
聖画像。特にギリシャ正教で崇拝されるキリスト・マリア・聖者の像や聖伝の場面を描いたもの。板絵が多い。アイコン。