キトサン【chitosan】
カニ・エビ・昆虫などの外骨格や、微生物・キノコの細胞壁を構成するキチンの分解産物。肥料・化粧品の添加剤として用いられるほか、生体内で分解・吸収される点を利用して手術用の糸などに用いられる。
キト‐だいせいどう【キト大聖堂】
《Catedral Metropolitana de Quito》エクアドルの首都キトの旧市街にある大聖堂。独立広場に面する。16世紀に創建。17世紀半ばから18世紀末にかけて3度の大地震に見舞...
キトン【(ギリシャ)chitōn】
古代ギリシャの衣服。長方形の布を二つに折ってからだに巻き、肩を止め具で止め、胴をひもで結んで襞(ひだ)を整える。
キナ‐アルカロイド【(ドイツ)Chinaalkaloid】
キナの樹皮に含まれるアルカロイドの総称。キニーネのほか、キニジン・シンコニン・シンコニジンなど。
キニン【(ドイツ)Chinin】
⇒キニーネ
キノホルム【chinoform】
キノリンの誘導体。淡黄褐色の粉末。腸内殺菌・防腐薬として広く用いられたが、スモン病の原因になるとして、日本では昭和45年(1970)使用禁止。キノフォルム。
きぼう‐ほう【喜望峰】
《Cape of Good Hope》南アフリカ共和国南西部、ケープ半島南端西側にある岬。1488年ポルトガルのバーソロミュー=ディアスが発見、嵐の岬と命名したが、のち喜望峰と改称。1497年バ...
キメラ【chimera】
1 ライオンの頭、蛇の尾、ヤギの胴をもち、口から火を吐くというギリシャ神話の怪獣。キマイラ。 2 生物学で、異なる遺伝子型の細胞が共存している状態の一個体。植物では接ぎ木したものにみられ、動物で...
キメラ‐マウス【chimera mouse】
2種類以上の異系統のマウスの発生初期の胚を融合させることにより、人工的に作られるマウス。2種以上の遺伝的に異なる細胞から成る。
キモシン【chymosin】
たんぱく質分解酵素の一。子牛などの胃液中に存在し、乳汁中のカゼインを凝固する酵素。レンニン。