クロロキン【chloroquine】
抗マラリア薬の一。抗炎症作用もあるのでリウマチなどにも用いられたが、視覚障害などの副作用があり、日本では昭和50年(1975)に製造・販売中止。
クロロキン‐もうまくしょう【クロロキン網膜症】
《chloroquine retinopathy》クロロキン製剤の副作用で生ずる目の障害。視野の欠損、視力低下が主な症状で失明に至る例も多い。治療法は確立していない。
クロロシス【chlorosis】
植物のクロロフィルの欠如による白化(はくか)。
クロロピクリン【chloropicrin】
⇒クロルピクリン
クロロフィリン【chlorophyllin】
クロロフィルを原料とした薬剤。造血剤や脱臭剤とされる。
クロロフィル【chlorophyll】
⇒葉緑素
クロロフルオロカーボン【chlorofluorocarbon】
⇒シー‐エフ‐シー(CFC)
クロロブロマイド‐し【クロロブロマイド紙】
《chlorobromide paper》感光乳剤として塩化銀と臭化銀を塗布した印画紙。感度が高く、色調や階調が良好で、主に引き伸ばし用。
クロロブロマイド‐ペーパー【chlorobromide paper】
⇒クロロブロマイド紙
クロロプレン【chloroprene】
触媒の存在下でアセチレンに塩化水素を反応させて得られる無色の液体。ブタジエンと塩素からも製造される。重合してクロロプレンゴムとなる。