きんようもうひ【金羊毛皮】
《原題、(ドイツ)Das goldene Vlies 》グリルパルツァーの3部作の戯曲。1821年、ウィーンにて初演。ギリシャ神話を題材とする。
げん‐そんざい【現存在】
《(ドイツ)Dasein》ハイデッガーの実存哲学の用語。自己を現にそこ(da)にあるものとして自覚する存在。人間的実存のこと。
こおりのうみ【氷の海】
《原題、(ドイツ)Das Eismeer》フリードリヒの絵画。カンバスに油彩。縦97センチ、横127センチ。氷の海に閉じ込められて難破した船を描いた作品。ハンブルク美術館所蔵。希望号の難破。
こくべつ【告別】
《原題、(ドイツ)Das Lebewohl》ベートーベンのピアノソナタ第26番の通称。変ホ長調。1809年から1810年にかけての作。各楽章に「告別」「不在」「再会」の標題が付される。ナポレオ...
こ‐ぶつ【個物】
《(ドイツ)das Einzelne/Einzelding》哲学で、他と区別される、一つ一つの物。個体。
ゴリアテのくびをもつダビデ【ゴリアテの首を持つダビデ】
《原題、(イタリア)Davide con la testa di Golia》カラバッジョの絵画。カンバスに油彩。旧約聖書のサムエル記より、ダビデが巨人ゴリアテの首を持つ姿を、明暗を対比させて描...
さんじょうのじゅうじか【山上の十字架】
《原題、(ドイツ)Das Kreuz im Gebirge》フリードリヒの絵画。カンバスに油彩。夕空を背景に、山上の十字架を描いたもの。祭壇画として制作されたが、宗教画と風景画を混同していると批...
ザルツブルク‐しゅくさいだいげきじょう【ザルツブルク祝祭大劇場】
《Das Große Festspielhaus in Salzburg》オーストリア北西部の都市ザルツブルクにある劇場。旧市街に位置する。1960年に開設。ザルツブルク音楽祭、ザルツブルクイー...
しのぶとう【死の舞踏】
《原題、(ドイツ)Totentanz》リストのピアノと管弦楽のための作品。1849年作曲。1853年、1859年に改訂。イタリアのピサにある納骨堂、カンポサントで目にした「死の勝利」の壁画に着...
しほんろん【資本論】
《原題、(ドイツ)Das Kapital》経済学書。3巻。マルクスの主著。第1巻は1867年刊。第2巻と第3巻は、マルクスの死後にエンゲルスが遺稿を整理して1885年と1894年に刊行。史的唯物...