けい‐そう【形相】
1 外から見た姿や形。ぎょうそう。 2 《(ギリシャ)eidos》アリストテレス哲学では、事物の可能態としての質料(しつりょう)を限定して現実的なものたらしめる本質的な原理。エイドス。⇔質料。
ゲドせんき【ゲド戦記】
《原題Earthsea》ルグウィンの小説のシリーズ名。魔術師ゲドの成長物語。「影との戦い」「こわれた腕環」「さいはての島へ」などの多数の作品からなる。1990年刊行の「帰還—ゲド戦記最後の書」は...
げんだいしんりろんそう【現代心理論叢】
《原題、(フランス)Essais de psychologie contemporaine》ブールジェによる評論。1883年刊行。1886年には続編を発表。
こうげん‐せつ【公現節】
《Epiphany》カトリック教会の祭日の一。キリストの栄光が公に世に現れた三大事跡(降誕の際の東方の三博士による礼拝、受洗、カナにおける最初の奇跡)のうち、三博士の礼拝を記念して1月6日(また...
こうふくなにんげん【幸福な人間】
《原題、(ドイツ)Ein glücklicher Mensch》ドイツの小説家、ノサックの小説。著者最後の長編作品で、1975年に刊行。
こくみんそうわ【国民挿話】
《原題、(スペイン)Episodios nacionales》ペレス=ガルドスによる一連の歴史小説群。1873年から1912年にかけて、断続的に全46巻を刊行。スペイン独立戦争から王政復古に至る...
こじきのしょうねん【乞食の少年】
《原題、(スペイン)El joven mendigo》⇒蚤を取る少年
こどものおんがくしゅう【子供の音楽集】
《原題、(フランス)Enfantines》⇒子供の曲集
こどものきょくしゅう【子供の曲集】
《原題、(フランス)Enfantines》サティのピアノ曲集。全3巻。1913年作曲。楽譜の書き込みを続けて読むと、ひとつの物語になるという趣向が凝らされている。同年「新子供の曲集」が作曲された...
このにちようび【この日曜日】
《原題、(スペイン)Este domingo》ドノソの小説。1966年刊。上流階級の夫人が、前科のある男に関わったために破滅していくさまを描く。