ボアズ【Franz Boas】
[1858〜1942]米国の文化人類学者。ドイツ生まれ。米国人類学の父と称される。カナダのエスキモーや、北米北西海岸のネイティブアメリカン調査・研究した。科学的人類学を唱えて進化主義的人類学を批...
ボップ【Franz Bopp】
[1791〜1867]ドイツの言語学者。サンスクリット語とギリシャ語・ラテン語・ペルシア語・ゲルマン語の文法を比較し、印欧語比較文法の基礎を確立。著「印欧語比較文法」など。
ミュラー【Friedrich Max Müller】
[1823〜1900]英国の言語学者・宗教学者。ドイツ生まれ。比較言語学の立場から宗教学・神話学の科学的方法論を唱え、「リグ‐ベーダ全集」「東方聖典」などサンスクリット聖典を英訳・刊行。
メルケル【Friedrich Sigmund Merkel】
[1845〜1919]ドイツの解剖学者。ニュルンベルクの生まれ。エアランゲン大学で医学博士号を取得。1875年、皮膚表皮の基底層に神経線維と接する特殊な細胞を発見。触覚細胞(Tastzellen...
ヤーン【Friedrich Ludwig Jahn】
[1778〜1852]ドイツの体育家。今日の器械体操の基礎を築き、ドイツ体育の父といわれる。著「ドイツ体育論」。
ゆうしゅうふじん【憂愁夫人】
《原題、(ドイツ)Frau Sorge》ズーダーマンの処女小説。自身の故郷でもある東プロイセンの農村を舞台に、没落地主の子である青年パウルの軌跡を描く。
揺(ゆ)り籃(かご)から墓場(はかば)まで
《from the cradle to the grave》生まれてから死ぬまで。社会保障政策の充実を表現する言葉で、第二次大戦後英国の労働党が唱えたもの。
弱(よわ)き者(もの)汝(なんじ)の名(な)は女(おんな)なり
《Frailty, thy name is woman!》シェークスピア「ハムレット」の中のせりふ。女とは心変わりするものだ。また、女は、男に比べて弱い立場にあるものだ。
ルーズベルト‐こ【ルーズベルト湖】
《Franklin D.Roosevelt Lake》米国ワシントン州北東部にある人造湖。1942年にコロンビア川をせき止めたグランドクーリーダムのダム湖であり、発電や灌漑(かんがい)に利用され...
れいじょうジュリー【令嬢ジュリー】
《原題、(スウェーデン)Fröken Julie》ストリンドベリの戯曲。一幕。1888年作。伯爵令嬢ジュリーと召使いジャンとの関係を描き、男女の相克、階級的対立などの問題を浮き彫りにした自然主義...