カンガルー【kangaroo】
有袋目カンガルー科の哺乳類の総称。尾が長く、後ろ足が大きく発達し、跳躍が巧み。草食性。雌の下腹部に育児嚢(いくじのう)があり、産まれた子は独力でここに入り乳を吸う。オーストラリア・ニューギニア島...
カンガルー‐ケア【kangaroo care】
生まれたばかりの赤ん坊を母親に抱かせる保育法。特に、全身状態が安定した早産児に対してNICU(新生児集中治療室)で行われるものをいう。発展途上国で保育器不足を補うために始まったが、新生児の呼吸が...
カンガルー‐とう【カンガルー島】
《Kangaroo Island》オーストラリア、南オーストラリア州南東部の島。アデレードの南西約120キロメートル、フルリオ半島の先端の沖合約10キロメートルに浮かぶ。主な町はキングスコートと...
カンガルーノート【カンガルー・ノート】
安部公房の長編小説。平成3年(1991)刊行。かいわれ大根が脛に生える奇病におかされた主人公が辿る運命を描く。著者が生前最後に完成させた作品。
カンガルー‐ファッション【kangaroo fashion】
服の前身頃(みごろ)などに付いた大きなパッチやポケットを特徴とするファッション。アノラック・ヨットパーカなど。カンガルーの育児嚢(いくじのう)を連想させるところからの名。
カンガルー‐ポー【kangaroo-paw】
ハエモドルム科アノゴザントス属(Anogozanthos)の多年草。茎頂の花序がカンガルーの足に似ていることからの名。
カンガルー‐マザーケア【kangaroo mother care】
⇒カンガルーケア
カンガー【Kangar】
マレーシア、マレー半島北西部、プルリス州の州都。タイ国境の近く、プルリス川沿いに位置する。1930年代に建てられたコロニアル様式の州庁舎や時計塔、シェドアラウィ州立モスクなどがある。カンガール。
カンゲルルススアーク【Kangerlussuaq】
《グリーンランド語で大フィヨルドの意》デンマーク領グリーンランド南西内陸部の町。第二次大戦中に米国によって建設された飛行場は、冷戦終結後グリーンランドのハブ空港となっている。オーロラ観測の適地と...
カンルン【Kanglung】
ブータン東部、タシガン県の町。タシガンの南西約10キロメートルに位置する。カナダ人神父が創設した学校に起源し、のちに同国初の大学となったシェルブツェカレッジ、高僧パドマサンババゆかりの仏教寺院がある。