パン【Pān】
ギリシャ神話で、牧人と家畜の神。あご髪(ひげ)をたくわえ、山羊の角と脚を持った半獣神。山野を走り回り、好んで笛を吹いたという。ローマ神話のファウヌスにあたる。 (Pan)土星の第18衛星。1...
パン【pan】
[接頭]他の外来語に付いて、広くそのすべてにわたる、の意を表す。汎(はん)。「—アラブ主義」
パンアメリカン‐ハイウエー【Pan-American Highway】
北アメリカ・南アメリカ両大陸を縦貫する幹線道路網。アラスカのフェアバンクスからアルゼンチンのティエラデルフエゴまでを結ぶ本線と、多数の支線からなる。全長約21万キロメートル。1920年代に汎米会...
パンカル‐ピナン【Pangkal Pinang】
インドネシア西部、スマトラ島とボルネオ島の間に浮かぶバンカ島東岸の都市。バンカブリトゥン州の州都。20世紀初頭、オランダにより同島西部の錫(すず)鉱山採掘の拠点として建設。鉱山労働者として来島し...
パンガイ【Pangai】
トンガ王国、ハアパイ諸島のリフカ島北西岸の町。同諸島の主都であり、政府観光局、銀行、郵便局のほか、教会やコロニアル様式の建物などがある。
パンガニ【Pangani】
タンザニア北東部、インド洋岸の町。タンガの南約50キロメートル、パンガニ川の河口に位置する。かつては内陸部と隊商路で結ばれ、奴隷貿易の拠点の一つだった。周辺に白い砂浜が広がり、現在は海岸保養地と...
パンクラチオン【(ギリシャ)pancration】
古代ギリシャのオリンピックで行われた総合格闘技。選手は全裸で体に油を塗り、眼球への攻撃・噛みつき以外はすべて認められたという。勝敗は片方が倒れるか降参するかで決まる。形を変えたものを現代オリンピ...
パンクレアチン【pancreatin】
膵液(すいえき)に含まれる多種の酵素の混合物。主に豚の膵臓から製したものが消化薬として用いられる。
パンクレオザイミン【pancreozymin】
⇒コレシストキニン‐パンクレオザイミン
パンクロマチック【panchromatic】
フィルムや乾板が、紫外部から赤色部に至るまでの、ほぼ可視光線のすべてに感光する性質。また、そのような白黒写真フィルムや乾板。汎色(はんしょく)乾板。全整色。