カナート【(アラビア)qanat】
アジア西部、北部アフリカなど乾燥地帯にみられる水利施設。地下水を、長い地下水路によって集落近くまで導き、利用するもの。
カパック‐ニャン【Qhapaq Ñan】
南アメリカ、アンデス山脈一帯にインカ帝国がつくった道路網。ケチュア語で「偉大なる道」を意味する。アルゼンチン・チリ・ボリビア・コロンビア・ペルー・エクアドルの6か国にまたがり、全長3万キロメート...
カファジャテ‐けいこく【カファジャテ渓谷】
《Quebrada de Cafayate》アルゼンチン北部、サルタ州にある渓谷。サルタとカファジャテの間を流れるコンチャス川の浸食によって形成され、切り立った絶壁や赤味を帯びた岩肌など、荒々し...
カファヤテ‐けいこく【カファヤテ渓谷】
《Quebrada de Cafayate》⇒カファジャテ渓谷
カム【QAM】
《quadrature amplitude modulation》位相が直交する二つの波を合成して搬送波とし、振幅を変化させてビット値を割り当てる変調方式。デジタルデータ通信では16QAM、64...
カラガンダ【Qarağandı/Қарағанды】
カザフスタン北東部、カラガンダ州の工業都市。同州の州都。1930年代にシベリア鉄道の支線の開通とカラガンダ炭田の開発で発展。瀝青炭(れきせいたん)を産出。機械・食品加工業も盛ん。人口、行政区46...
カラク‐じょう【カラク城】
《Qasr Karak》ヨルダン西部の都市カラクにある城塞跡。12世紀に十字軍が進出し、エルサレム王国の軍事拠点として建造。周囲は堅固な城壁に囲まれている。城壁内部には教会や塔のほか、マムルーク...
カラハン‐ちょう【カラハン朝】
《Qara Khan》10世紀半ば、中央アジアに興ったトルコ系イスラム王朝。ベラサグンを都とし、同世紀末に最盛期を迎えたが、11世紀には分裂し、1132年カラキタイに滅ぼされた。イリクハン朝。カ...
カランドゥーラ‐たき【カランドゥーラ滝】
《Quedas de Kalandula》アンゴラ北西部、ルカラ川にかかる滝。幅約400メートル、落差約100メートル。同国最大であり、ビクトリア滝に次いでアフリカで2番目に大きな滝として知られる。
カラート‐アジュルン【Qala'at Ajlun】
⇒アジュルン城