コインブラ‐しんだいせいどう【コインブラ新大聖堂】
《Sé Nova de Coimbra》ポルトガル中西部の都市コインブラにあるバロック様式の大聖堂。16世紀末にイエズス会により建造。完成まで1世紀を費やした。祭壇背後の壁の装飾は、17世紀末に...
こうきょうてきれんしゅうきょく【交響的練習曲】
《原題、(ドイツ)Sinfonische Etüden》シューマンのピアノ曲。1834年から1837年にかけて作曲。主題と12の変奏からなり、初版では未発表だった5曲を補遺として加える場合がある...
こうぞうあんていせいとけいたいけいせい【構造安定性と形態形成】
《(フランス)Stabilité structurelle et morphogénèse》フランスの数学者、トムの著作。1972年刊行。
こうぞう‐しゅぎ【構造主義】
《(フランス)structuralisme》人間の社会的、文化的諸事象を可能ならしめている基底的な構造を研究しようとする立場。ソシュール以降の言語学理論を背景に、レビ=ストロースの人類学でこの方...
こうやのせいヒエロニムス【荒野の聖ヒエロニムス】
《原題、(イタリア)San Girolamo penitente》レオナルド=ダ=ビンチの絵画。板にテンペラと油彩。縦103センチ、横75センチ。苦悶の表情を浮かべる聖ヒエロニムスが神に祈る姿を...
こしゅう【孤愁】
《原題、(スペイン)Soledades》スペインの詩人、ゴンゴラの長編詩。第一部のみを1613年に発表。隠喩に満ちた難解な表現は当時のスペインの文壇に大きな文学論争を巻きおこした。別邦題「孤独」。
こっか‐しほんしゅぎ【国家資本主義】
《state capitalism》国家が経済活動を主導することによって推進される資本主義。共産主義から市場経済への移行期にある中国・ロシアや、国際競争力の強化を図るインド・ブラジルなどの新興国...
コップの中(なか)の嵐(あらし)
《W=B=バーナードの劇の題名Storm in a Teacupから》当事者には大事(おおごと)でも、他にあまり影響せずに終わってしまうもめごと。
こんちゅうき【昆虫記】
《原題、(フランス)Souvenirs entomologiques》ファーブルの記録文学。10巻。1879〜1910年刊。自伝的回想を交え、魅力的な文体で昆虫の行動と生活を綿密に記録したもの。
サアダーバード‐きゅうでん【サアダーバード宮殿】
《Sa'dābād》イランの首都テヘランにある宮殿。市街北部、アルボルズ山の麓に位置する。パフラビー朝の夏の離宮として利用された。広大な敷地内にいくつもの宮殿が点在し、イラン革命以降は現代美術館...