ジパング【(イタリア)Zipangu】
マルコ=ポーロの「東方見聞録」で、日本をさすとされている地名。中国の東方1500海里にある黄金の島として紹介された。英語のジャパン(Japan)はこの語から転じたもの。
ジフロン‐ヤアコブ【Zikhron Ya'akov】
イスラエル北部の町。カルメル山南麓に位置する。19世紀末、ルーマニアからのユダヤ人入植者により建設。カルメルワインと呼ばれるワインの産地として有名。ズィフロンヤアコブ。
ジプシーのうた【ジプシーの歌】
《原題、(ドイツ)Zigeunerlieder》ブラームスの四重唱曲。1887年作曲。全11曲。H=コンラートが独訳したハンガリー民謡に基づく。のちに、うち8曲を作曲者自身が独唱用に編曲。混声...
ジラルドゥフ【Żyrardów】
ポーランド中央部の都市。ワルシャワの南西約40キロメートルに位置する。19世紀に織物工場が設立され、工業都市として発展。19世紀から20世紀初頭までの工業団地がそのままの状態で残っている。
ジリナ【Žilina】
スロバキア北西部の都市。ドナウ川支流バーフ川とキスツァ川の合流点に位置する。交通の要地で、商工業の中心地。自動車工業、製紙業が盛ん。ルネサンス様式のブダチーン城(現在は博物館)がある。
ジルカロイ【zircaloy】
ジルコニウム合金の一。原子炉の燃料被覆管・炉心材料用として米国で1952年に開発。
ジルコニア【zirconia】
二酸化ジルコニウム。ダイヤモンドに似た宝石として合成される。化学式ZrO2
ジルコニウム【zirconium】
チタン族元素の一。単体は銀白色の硬い金属。粉末は空気中で発火しやすい。熱中性子の吸収が金属中最小なので原子炉材料に、また合金材料などにも用いられる。元素記号Zr 原子番号40。原子量91.22。
ジルコン【zircon】
ジルコニウムの珪酸塩(けいさんえん)鉱物。純粋なものは無色透明だが、青・緑・赤・黄・褐色、半透明のものなどがあり、柱状結晶。正方晶系。美しいものは宝石にする。風信子鉱(ふうしんしこう)。
ジルコン‐サンド【zircon sand】
ジルコン(ジルコニウムのケイ酸塩)を主とする砂。主な産地はオーストラリア、南アフリカ。電気炉で加熱溶融され、ジルコニアとして利用される。ジルコン砂。