あら‐た【荒田】
長い間耕されないので荒れている田。あれた。「ますげ生ふる—に水をまかすれば嬉し顔にも鳴く蛙(かはづ)かな」〈風雅・春下〉
あら‐た【新田】
新しく切り開かれた田。新開墾の田。しんでん。「昔の道人、あるいは種を蒔き、—をすきしがごとし」〈沙石集・五〉
あらた【灼た】
[形動ナリ]《「新た」と同語源》 1 はっきりと見えるさま。鮮やか。「すべらぎの跡もつぎつぎ隠れなく—に見ゆるふる鏡かも」〈大鏡・後一条院〉 2 霊験が著しいさま。あらたか。「—なる神の御心寄せ...
あらた【新た】
[形動][文][ナリ] 1 新しいさま。今までなかったさま。「—な局面を迎える」「—な感動を呼ぶ」「—な力がわく」「冬過ぎて春の来(きた)れば年月(としつき)は—なれども人は古(ふ)り行く」〈万...