い‐しゃ【医者】
病人の診察・治療を職業とする人。医師。「町—」
い‐しゃ【倚藉】
[名](スル)よること。頼ること。
い‐しゃ【慰藉】
[名](スル)なぐさめいたわること。「宗助の淋しみは…何うか斯うか—されるのである」〈漱石・門〉
いしゃ‐いらず【医者要らず】
薬効のある植物の別名。アロエなど。
いしゃ‐だおし【医者倒し】
《医者を廃業させるほどの特効があるというところから》センブリの別名。
いしゃな‐てん【伊舎那天】
《(梵)Īśānaの音写。支配者の意》十二天の一。欲界の第六天にすむ天神。のちにはシバ神と同一とされる。いさなてん。
医者(いしゃ)の不養生(ふようじょう)
人に養生を勧める医者が、自分は健康に注意しないこと。正しいとわかっていながら自分では実行しないことのたとえ。
いしゃ‐ぼうず【医者坊主】
《多く、髪をそっていたところから》江戸時代の医者の称。「是は端手(はで)なる—と見えて女なり」〈浮・栄花一代男〉
いしゃ‐ぼん【医者坊】
《「いしゃぼうず(医者坊主)」の音変化》 1 坊主頭の医者。「女中の酒の座には、頭巾かぶりし—あり」〈鶉衣・隅田川涼賦〉 2 思うことのかなわないこと。「叶(かな)はぬ事を—といふは、汝が事よと...
いしゃ‐りょう【慰謝料/慰藉料】
生命・身体・自由・名誉・貞操などが不法に侵害された場合の、精神的損害に対する損害賠償金。