いっ‐ぱい【一杯】
[名] 1 一つの杯・茶碗などに入る分量。「コップ—の水」 2 ちょっと酒を飲むこと。「帰りに—やりませんか」 3 イカ・タコや船一つ。→杯(はい) 4 金1両。「祝儀は女郎へ、壱分を二三十粒...
いっ‐ぱい【一敗】
[名](スル)勝負に1回敗れること。「—を喫する」
いっぱい‐いっぱい【一杯一杯】
[形動][文][ナリ] 1 少しの余裕もないさま。「もう—で、これ以上は入らない」「今月は用事が多くて—だ」 2 特に、金銭の支払い・貸借などで、最大限に達しているさま。「銀行からも—に借りている」
いっぱい‐きげん【一杯機嫌】
[名・形動]酒に酔って、気持ちよさそうにしていること。また、そのさま。「—で鼻歌が出る」
一杯(いっぱい)食(く)・う
うまくだまされる。たくらみにひっかかる。「つい油断してまんまと—・った」
一杯(いっぱい)食(く)わ・す
うまく人をだます。「今度ばかりは—・された」
一杯(いっぱい)食(く)わ・せる
⇒一杯食わす
一敗(いっぱい)地(ち)に塗(まみ)・れる
《「史記」高祖本紀から》二度と立ち上がれないほど大敗してしまう。
いっぱい‐のみや【一杯飲(み)屋】
安価で気軽に酒が飲める大衆的な酒場。
一杯(いっぱい)は人(ひと)酒(さけ)を飲(の)む、二杯(にはい)は酒(さけ)酒(さけ)を飲(の)む、三杯(さんばい)は酒(さけ)人(ひと)を飲(の)む
飲酒は、少量のときは自制できるが、杯を重ねるごとに乱れ、最後には正気を失ってしまうということ。酒はほどほどに飲めという戒め。