いつ‐ぞ【何時ぞ】
[副]《「ぞ」は係助詞》 1 過去または未来の、不定の時を表す。 ㋐いつであったか。いつか。「—の年か忘れたが」 ㋑そのうちいつか。「五三の価をためて、—時節を待てども」〈浮・一代男・五〉 2 ...
金(かね)は天下(てんか)の回(まわ)りもの
金銭は一つ所にとどまっているものではなく、今持っている者もいつか失ったり、今ない者もいつか手に入れたりする。金は天下の回り持ち。
にげ‐き・る【逃(げ)切る】
[動ラ五(四)] 1 最後まで追いつかれないで逃げ終える。「鹿がハンターから—・る」 2 競技などで、相手に追いつかれないで、うまく勝つ。「先行馬が—・る」「五対四で—・る」
逢(あ)うは別(わか)れの始(はじ)め
《白居易「和夢遊春詩一百韻」の「合うは離るるの始め」から》会った人とはいつか必ず別れなければならない。無常のたとえ。
ラピッド‐サイバーこうげき【ラピッドサイバー攻撃】
《rapid cyber attack》感染速度が著しく速いコンピューターウイルスによるサイバー攻撃。自動化された自己増殖機能により、対策が追いつかないうちに広範囲に被害が及ぶという特徴をもつ。
錐(きり)嚢中(のうちゅう)に処(お)るが如(ごと)し
《「史記」平原君伝から》錐の先が袋から突き出るように、英才は隠れていてもいつか必ず真価を現すということ。
くく・む【銜む/含む】
[動マ五(四)] 1 口の中にふくむ。「例の—・んだような言語(ものいい)までが」〈二葉亭訳・夢かたり〉 2 表面に加えもつ。ふくむ。「緊笑(しめわら)いにも愛嬌を—・んで」〈二葉亭・浮雲〉 ...
キッチナー【Kitchener】
カナダ、オンタリオ州南部の都市。トロントの西約90キロメートルに位置し、隣接するウオータールーとともに同一都市圏を構成する。ドイツからの移住者が多く、かつてベルリンとよばれたが、第一次大戦時に英...
き‐ぼう【奇謀】
普通では思いつかないような計略。奇抜な計略。
奇想(きそう)天外(てんがい)より落(お)つ
普通の人の思いつかないような考えが、ふと浮かんでくる。奇想天外より来る。