お‐うと【夫】
《「おひと」の音変化》おっと。「—は若く色衰へず盛りなる程なり」〈水鏡・上〉
おう‐と【王都】
王宮のある都。帝王のいる都。
おう‐と【嘔吐】
[名](スル)食べたものを胃から吐き戻すこと。「苦しそうに—する」 [補説]書名別項。→嘔吐
おうと【嘔吐】
《原題、(フランス)La Nausée》サルトルの小説。1938年刊行。外界の事物によってもたらされる主人公ロカンタンの嘔吐感を通じて「存在」の偶然性が探求される。実存哲学が小説化された作品。
おう‐とう【王党】
国王を支持する党派。
おう‐とう【王統】
帝王の血統。皇統。
おう‐とう【応答】
[名](スル)問いかけや呼びかけに答えること。受け答え。「三号車—せよ」「質疑—に移る」
おう‐とう【桜桃】
1 ㋐バラ科サクラ属の落葉小高木。晩春、葉より先に白い花をつけ、6月ごろ、球形で紅色の果実がなる。中国の原産で、日本へは明治初期に渡来。みざくら。しなみざくら。 ㋑食用になる桜ん坊。また、その果...
おう‐とう【黄桃】
モモの一品種。果肉は黄色。缶詰に加工されることが多いが、生食用の種類は甘味と酸味が強く、濃厚な味わいをもつ。
おうとう‐き【桜桃忌】
昭和23年(1948)6月、39歳で愛人と入水自殺した小説家、太宰治の忌日。遺体が発見された6月19日を命日とし、墓のある東京都三鷹市の禅林寺で法要が行われる。作品「桜桃」による命名。《季 夏》...