かすみ【霞】
1 空気中に浮かんでいるさまざまな細かい粒子のため、遠くがはっきり見えない現象。また、霧や煙が薄い帯のように見える現象。「—がたなびく」《季 春》「指南車を胡地に引去る—かな/蕪村」 2 (「翳...
かすみ【香住】
兵庫県北部、美方郡香美(かみ)町北部の地名。旧町名。日本海に臨み、イカ・マツバガニの漁獲が多い。奇岩の多い岩石海岸が続き、景勝地。
かすみ‐あみ【霞網】
ツグミなどの小鳥猟に用いた、目に見えないような細い糸で作られた張り網。支柱を立てて張り渡し、少し離れると霞のように見える。現在は使用禁止。《季 秋》
かすみ‐いし【霞石】
ナトリウム・アルミニウムを含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物の一。無色、白色または灰色の短柱状結晶。六方晶系。酸に浸すと曇りを生じることからの名。日本列島には稀にしか見られず、アルカリ岩に特有の鉱物...
かすみ‐いろ【霞色】
ほんのり紫がかった薄い灰色。
かすみがうら
茨城県中南部、霞ヶ浦西岸にある市。レンコンの生産、ナシ・ブドウなどの果樹栽培が盛ん。平成17年(2005)3月に霞ヶ浦町と千代田町が合併して成立。人口4.4万(2010)。
かすみ‐が‐うら【霞ヶ浦】
茨城県南部の海跡湖。面積167.6平方キロメートルで、琵琶湖に次ぐ。富栄養湖。ワカサギ・シラウオなどの魚類が多い。
かすみがうら‐し【かすみがうら市】
⇒かすみがうら
かすみがせき【霞が関】
東京都千代田区南部の地名。桜田門から虎ノ門に至る一帯で、中央官庁街。 (にあるところから)中央官庁や官僚組織全体をさしていう語。また特に、外務省のこと。「—外交」→永田町
かすみがせき‐ビルディング【霞が関ビルディング】
東京都千代田区霞が関にあるビル。昭和43年(1968)完成で、日本初の超高層ビルとして知られる。地上36階、高さ147メートル。