き‐か【机下/几下】
《相手の机の下に差し出す意》手紙で、相手に対する敬意を表す脇付(わきづけ)としてあて名の横に添えて書く語。案下。御机下。
き‐か【気化】
[名](スル)液体が気体に変わる現象。蒸発と沸騰がある。固体が直接に気体に変わる昇華(しょうか)も含めることもある。
き‐か【奇貨】
1 珍しい品物。 2 利用すれば思わぬ利益を得られそうな事柄・機会。「道士らが王室の李姓であるのを—として、老子を先祖だと言いなし」〈鴎外・魚玄機〉
き‐か【奇禍】
思いがけない災難。「—に遭う」
き‐か【季夏】
1 夏の末。晩夏。 2 陰暦6月の異称。
き‐か【帰化】
[名](スル) 1 他国の国籍を得て、その国民となること。「日本に—する」 2 生物が原産地から他地域に運ばれ、新しい環境に適応して生存・繁殖するようになること。
き‐か【幾何】
「幾何学」の略。
き‐か【貴家】
相手を敬って、その家・家族をいう語。多く、手紙などで用いる。「—益々御隆盛の段」
き‐か【旗下】
1 大将の旗印のもと。また、大将の支配下。「将軍の—に馳せ参じる」 2 特定の考え方の影響下。「科学万能の—に奔趨(ほんすう)したれども」〈抱月・囚はれたる文芸〉
き‐か【麾下】
《大将の指揮のもとの意から》 1 将軍じきじきの家来。はたもと。「徳川—の臣属等は窃(ひそか)に眉を顰(ひそ)めし」〈染崎延房・近世紀聞〉 2 ある人の指揮下にあること。また、その者。「—の艦隊」