やく【薬〔藥〕】
[音]ヤク(呉)(漢) [訓]くすり [学習漢字]3年 〈ヤク〉 1 くすり。「薬局・薬効・薬剤・薬殺・薬草/医薬・丸薬・劇薬・膏薬(こうやく)・散薬・生薬(しょうやく)・仙薬・調薬・投薬・毒...
すべり‐せつ【滑り説】
横紋筋の収縮は、筋原線維のミオシンからなるA帯(暗帯)フィラメントの間に、アクチンからなるI帯(明帯)フィラメントがすべり込むことによって起こるとする学説。1954年にA=F=ハクスリーとH=E...
おに‐くい【鬼食ひ】
貴人の食物の毒味。宮中で、元旦に天皇が飲む屠蘇(とそ)を、薬子(くすりこ)と称する少女が鬼の間から出て試食したところからという。→鬼飲(おにの)み「国国より奉る氷室の雪氷を、くすりのつかさになめ...
あい‐ずり【藍摺り】
1 藍を用いて、紙や絹布に花鳥などの模様を青くすり出したもの。また、その布製の衣服。あおくさずり。あおずり。 2 「藍絵」に同じ。
れんあいたいいほう【恋愛対位法】
《原題Point Counter Point》ハクスリーの観念小説。1928年刊。
くすり‐ぶろ【薬風呂】
「薬湯(くすりゆ)1」に同じ。
くすり‐ぶろ【薬風炉】
薬を煎(せん)じるときに鍋をかける風炉。くすりろ。
くすり‐の‐にょうかん【薬の女官】
平安時代、宮中で元日から3日間、典薬寮の内薬司(ないやくし)がさし出す薬を預かって天皇に奉る役の女官。後宮の尚薬(くすりのかみ)が行う。
薬(くすり)降(ふ)る
薬日(くすりび)である陰暦5月5日の正午ごろに雨の降ることをいう。その雨水で医薬を製すると特に薬効があるとされた。《季 夏》「—空よとてもに金ならば/一茶」
くすり‐ゆ【薬湯】
1 薬品や薬草を入れた浴湯。くすりぶろ。やくとう。 2 病気にきく温泉。「よろづの人の浴(あ)みける—あり」〈宇治拾遺・六〉