くり【刳り】
くること。また、くられた部分。「袖付けの—」
くり【栗】
ブナ科の落葉高木。山地に生え、葉は長楕円形で先がとがる。6月ごろ、黄白色のにおいの強い雄花の穂をつけ、その基部に雌花をつける。種子はふつう3個、いがに包まれた実を結ぶ。種子は食用、材は枕木や建材...
くり【涅/皂】
1 水底によどむ黒い土。黒色の染料に使用される。「金(こがね)の—に黒まず、蓮(はちす)の水にそまぬが如くなり」〈沙石集・二〉 2 涅色(くりいろ)のこと。「—にすれども黒まざるの理なり」〈風流...
くり【繰り】
1 糸などを繰ること。 2 (ふつう「クリ」と書く)謡曲の節の一。基本的な音の中では最も高い音階名。 3 (ふつう「クリ」と書く)謡曲で、曲(くせ)の序章にあたる、拍子に合わない謡の部分。初めの...
く‐り【庫裏/庫裡】
1 寺院で、食事を調える建物。庫院(くいん)。 2 住職やその家族の住む場所。