くろ‐じ【黒地】
地色が黒いこと。また、そのもの。
くろ‐じ【黒字】
1 黒い色で書いた文字。 2 《収支決算で、収入超過額を黒で書くところから》収支決算の結果、余剰が生じること。また、その余剰金。黒。⇔赤字。
くろ‐じ【黒鵐】
ホオジロ科の鳥。全長17センチくらい。雄は全身暗灰色。極東特産で、北海道や本州北部の山林にすむ。
くろじ‐とうさん【黒字倒産】
帳簿上の収支計算は黒字でありながら、売掛金の回収不能や取引先の倒産などの事情で倒産すること。
くろ‐じゅす【黒繻子】
黒い色の繻子。「—の帯」
くろ‐しょいん【黒書院】
《「くろじょいん」とも》将軍や大名などの大規模な殿舎に設けられた書院。天井の格子、障子の縁、床框(とこがまち)に至るまで黒漆塗りとしたもの。多く、居間風の座敷として使われた。→白書院(しろしょいん)
くろ‐ぢょか【黒ぢょか】
黒薩摩(くろさつま)の酒器。扁平な円形の土瓶で、焼酎(しょうちゅう)を温めるのに使う。 [補説]語源は未詳。「黒じょか」「黒千代香」とも書く。