こう‐ふう【光風】
晴れあがった春の日にさわやかに吹く風。また、雨あがりに、草木の間を吹き渡る風。
こう‐ふう【好風】
1 よい景色。「松島は扶桑第一の—にして」〈奥の細道〉 2 快い風。
こう‐ふう【恒風】
つねに同じ方向に吹く風。貿易風・偏西風・極風など。
こう‐ふう【皇風】
天皇の仁政。天子の徳。
こう‐ふう【校風】
その学校の、独特の気風。
こう‐ふう【高風】
すぐれた人格。りっぱな人柄。また、他人を敬って、その人格・人柄をいう語。「師の—を慕う」
こうふう‐かい【光風会】
洋画・工芸の美術団体。白馬会解散後、中沢弘光らが、明治45年(1912)に結成。
こうふう‐せいげつ【光風霽月】
《「宋史」周敦頤伝から》さわやかな風とさえわたった月。黄庭堅(こうていけん)が周敦頤(しゅうとんい)の人柄をほめた言葉で、性質がさっぱりとしていて、わだかまりがないこと。