ご‐てん【五天】
東西南北と中央の天。大空。 「五天竺(ごてんじく)」の略。「抑(そもそも)相(さう)といっぱ洽浩(かふかう)として—の雲洪(ひろ)く」〈盛衰記・一五〉
ご‐てん【五典】
儒教で、人が守るべき五つの道。父は義、母は慈、兄は友、弟は恭、子は孝。五常。五教。
ご‐てん【呉天】
《呉の国が中央から遠く離れていたところからという》遠い異郷の地。「—に白髪の恨みを重ぬといへども」〈奥の細道〉
ご‐てん【御殿】
1 貴人の住宅を敬っていう語。また、構えのりっぱな邸宅。 2 清涼殿(せいりょうでん)の別名。 3 社殿。「八王子の—より鏑箭(かぶらや)の声いでて」〈平家・一〉
ご‐てん【語典】
1 辞書。辞典。 2 文法書。文典。