あけ‐ぐれ【明け暗れ】
夜が明けきる前の、薄暗い時分。未明。「さやかならぬ—のほど」〈源・野分〉
わずか【僅か/纔か】
[形動][文][ナリ] 1 数量・程度・価値・時間などがほんのすこしであるさま。副詞的にも用いる。「—な金の事でいがみ合う」「—な食料しかない」「—に制限重量をオーバーする」「ここから—10分の...
しょう‐かい【小会】
小人数の会合。ささやかな集会。
シャムロック【shamrock】
シロツメクサやカタバミなど、三つ葉になる草の総称。
さ‐もじ【さ文字】
1 魚または鯖(さば)をいう女房詞。「女御より—まゐる」〈御湯殿上日記〉 2 「さびし」「ささやか」など「さ」で始まる言葉をいう語。主に女性が用いた。「一日進ぜたる文は、—にして(=裂イテ)お捨...
しら‐らか【白らか】
[形動ナリ]色が非常に白く、はっきりしているさま。しろらか。「色—なる男の小さやかなる立ちたり」〈今昔・二九・三〉
しず・く【沈く】
[動カ四] 1 水の底に沈んでいる。「藤波の影なす海の底清み—・く石をも玉とそ吾(あ)が見る」〈万・四一九九〉 2 水に映って見える。「水の面(おも)に—・く花の色さやかにも君がみかげの思ほゆる...
ささ‐やか【細やか】
[形動][文][ナリ] 1 形や規模があまり大げさでなく、控えめなさま。「—な商売をはじめる」「—に暮らす」 2 形ばかりで粗末なさま。わずかなさま。多く、謙遜して用いる。「—な送別会」「—な贈...
たば・る【賜ばる/給る】
[動ラ四] 1 「もらう」「受ける」などの意の謙譲語。いただく。頂戴する。たまわる。「我が君にわけは恋ふらし—・りたる茅花(つばな)を食(は)めどいや痩(や)せに痩す」〈万・一四六二〉 2 神の...
かみじ‐やま【神路山】
伊勢神宮内宮の南方の山。天照山(あまてるやま)。[歌枕]「—月さやかなるちかひありて天(あめ)の下をば照らすなりけり」〈新古今・神祇〉