あり‐の‐ひふき
キキョウの古名。「桔梗はきちかう…さりとて—といふ名えよまじ」〈胆大小心録〉
はし‐ぢか【端近】
[名・形動] 1 家の中で出入り口に近いこと。また、そのさまや、そのような場所。あがりばな。「—な席」「—に座る」 2 あさはかなこと。軽々しいこと。上品でないこと。また、そのさま。「さりとて—...
こと‐ざま【異様】
[名・形動ナリ] 1 普通とは変わったありさま。ことよう。「かたちの—にて、うたてげに変はりて侍らば」〈源・賢木〉 2 期待などに反しているか、または今までと違ったありさま。「ねむごろに言ひ契り...
いっこう‐りょうぜつ【一口両舌】
[名・形動]前に言ったことと、あとで言うこととが違うこと。また、そのさま。二枚舌。「サリトテハ—ナモノヂャ」〈天草本伊曽保・狼と子を持った女〉