さる【申】
1 十二支の9番目。 2 方角の名。西から南へ30度の方角。西南西。 3 時刻の名。今の午後4時ごろ、およびその後の2時間。または午後4時前後の2時間。 4 1にあたる年や日。 5 陰暦7月の異称。
さる【猿】
1 霊長目のうち、ヒト科を除いた哺乳類の総称。原始的な原猿、中南米の広鼻猿、アジア・アフリカの狭鼻猿、類人猿の四つに大別される。ほとんどがオーストラリア以外の熱帯地方にすみ、ニホンザルはその北限...
サル【SAL】
《surface air lifted mail》エコノミー航空便。外国宛ての郵便物を日本国内と到着国内では船便として扱い、両国間は航空輸送する割安な国際郵便サービス。航空機の空きスペースを利用...
さ・る【去る】
[動ラ五(四)] 1 《本来は移動する意で、古くは、遠ざかる意にも近づく意にもいう》 ㋐ある場所から離れる。そこを離れてどこかへ行ってしまう。遠ざかる。「故郷を—・る」「この世を—・る」「片時も...
さ・る【避る】
[動ラ四] 1 避ける。よける。「和歌の髄脳、いと所せう、病—・るべき所多かりしかば」〈源・玉鬘〉 2 断る。辞退する。「かぐや姫なりとも、そこの思はむことは—・るべきやうなし」〈狭衣・一〉
さ・る【曝る】
[動ラ四]「曝(さ)れる」に同じ。「一つの髑髏有り。久しきを歴(へ)て日に—・りたるも」〈霊異記・下〉 [動ラ下二]「さ(曝)れる」の文語形。
さる【去る】
[連体]《動詞「さ(去)る」の連体形から》過ぎ去った。「—四月八日」⇔来(きた)る。
さる【然る】
[連体]《動詞「さ(然)り」の連体形から》 1 名称や内容を具体的に示さずに、人・場所・物事などを漠然とさしていう語。ある。「—人の紹介」「—子細があって」 2 (前の事柄を受けて)そのような。...
さる
[助動][さら|さり(さっ)|さる|さる|され|され]四段・ナ変・ラ変以外の動詞の連用形に付く。相手を卑しめる意を表す。…やがる。「出さらにゃ、ここへ引きずり出す」〈浄・千両幟〉
さる‐あいだ【然る間】
[接]さて。そこで。「—立願の子細ありて」〈伽・のせ猿〉 [連語]そうするうちに。そのうち。「—に、思ひはいやまさりにまさる」〈伊勢・四〇〉