ちょう【凋】
[音]チョウ(テウ)(呉)(漢) [訓]しぼむ 草木がなえてしぼむ。勢いが衰える。「凋落/枯凋」
い【萎】
[常用漢字] [音]イ(ヰ)(呉)(漢) [訓]なえる しぼむ しおれる 勢いがなくなる。「萎縮・萎靡(いび)/陰萎」
よる‐がお【夜顔】
ヒルガオ科の蔓性(つるせい)の一年草。葉はサツマイモに似て心臓形で大きい。7〜9月、らっぱ状の白い花をつけ、夕方開いて芳香を放ち、翌朝しぼむ。熱帯アメリカの原産で、鉢植えなどにされる。夜会草(や...
しな・ゆ【萎ゆ】
[動ヤ下二]しおれる。しぼむ。「君に恋ひ—・えうらぶれ我が居れば秋風吹きて月傾きぬ」〈万・二二九八〉
こ‐ちょう【枯凋】
[名](スル)枯れしぼむこと。物事が衰えること。凋落。
しゅうっ‐と
[副]小さな穴やすきまから気体が勢いよく抜け出たり、ふくらんだものが急速にしぼんだりする音。また、そのさま。「保湿スプレーを—吹きかける」「風船が—しぼむ」
げっか‐びじん【月下美人】
サボテン科の多年草。クジャクサボテンの仲間で、茎は平たく、葉状。夏の夜、白色で香りのある大花を開き、数時間でしぼむ。メキシコの原産。《季 夏》「—は一夜の雌蕊(めしべ)雄蕊かな/楸邨」
ご‐すい【五衰】
仏語。天人の死に際して現れるという5種の衰えの相。経説により差異があり、涅槃経(ねはんぎょう)では、衣装にあかがつく、頭上の花冠がしぼむ、からだが臭くなる、脇の下に汗が流れる、本来いるべき座にい...
きん‐か【槿花】
1 ムクゲの花。朝に開いて夕方にはしぼむところから、はかない栄華のたとえにされる。 2 アサガオの花。
すぼ・む【窄む】
[動マ五(四)] 1 ふくらんでいたり、開いていたりしたものが、縮んで小さくなる。しぼむ。「風船が—・む」「花が—・む」 2 先のほうにいくに従って細くなる。「口の—・んだ容器」 3 勢いが衰...