じゅう‐じゅう
[副]肉・野菜などを、油で炒めたり焼いたりするときの音を表す語。「—(と)焼きあがったステーキ」
じゅう‐じゅう【重重】
[副] 1 同じことを何度も繰り返すさま。かさねがさね。「—の不始末、なにとぞお許しください」 2 十分であるさま。よくよく。「—承知の上のことです」 [名] 1 幾重にもかさなっていること...
じゅう‐じゅうきん【十重禁】
⇒十重禁戒
じゅう‐じゅうきんかい【十重禁戒】
仏道修行のうえで、菩薩(ぼさつ)の守らなければならない10の重要な戒律。顕教では、梵網経に説く、不殺・不盗・不淫・不妄語・不酤酒・不説四衆過・不自讃毀他・不慳惜加毀・不瞋心不受悔・不謗三宝の十戒...
じゅうじゅうご‐モード【一〇・一五モード】
国土交通省でかつて認定されていた自動車の燃費測定方法。アイドリング状態から加速、一定速度の走行、減速、停止など、都心部と郊外でそれぞれ10種類、15種類の走行パターンを想定し、燃費を測定する。平...
じゅうじゅうしんろん【十住心論】
平安時代の仏教書。10巻。空海著。天長7年(830)成立と推定される。「大日経」住心品の思想に基づいて、真言行者の住心(菩提心(ぼだいしん))の展開を10の段階に整理し、諸案批判とともに真言宗の...
じゅうじゅう‐だな【重重棚】
床の間や書院などのわきに取り付けた重ね棚。地板から鴨居(かもい)までを棚板で何段にも仕切り、各段に小襖(こぶすま)をつけたもの。
じゅうじゅうびばしゃろん【十住毘婆沙論】
大乗論書。17巻。竜樹著。梵本やチベット語訳はなく、鳩摩羅什(くまらじゅう)の漢訳が現存。「華厳経」十地品の大意を要約し、解釈を加えたもの。