じ‐り【自利】
1 自分の利益。 2 仏語。自力の修行によってその功徳・利益を自分一人で受け取ること。
じ‐り【事理】
1 事の筋道。道理。「—明白」 2 仏語。事と理。すなわち、外相(げそう)である相対的差別の現象と、その本体である絶対平等の真理。
ジリエロン【Jules Gilliéron】
[1854〜1926]フランスの言語学者。スイスの生まれ。言語地理学の創始者。音韻法則に例外なしとする「青年文法学派」の説に反対し、音韻変化の規則性を否定した。著「フランス言語図巻」など。
じり‐おし【じり押し】
1 じりじりと少しずつ押すこと。 2 物事を粘り強く進めること。「—の説得」
じ‐りき【地力】
その人が持っている本来の力。実力。「—を発揮する」
じ‐りき【自力】
1 自分ひとりの力。じりょく。「—で脱出する」⇔他力(たりき)。 2 仏語。自分だけの力で修行し悟りを得ようとすること。⇔他力(たりき)。
じ‐りき【事力】
律令時代、国司や大宰帥(だざいのそち)などの地方官に与えられ、雑役や職田(しきでん)の耕作に従事した者。じりょく。
じりき‐えこう【自力回向】
仏語。自分の力で修めた功徳を、自分の悟りを得る手だてとすること。
じりき‐きょう【自力教】
仏語。自分の力によって修行し悟りを得ようとする聖道門(しょうどうもん)の教え。自力門。⇔他力教。
じりき‐こうせい【自力更生】
他の力を頼らず、自分の力によって立ちなおること。