たい‐しん【大身】
身分が高いこと。位が高く禄の多いこと。また、その人。⇔小身。「此お方は御—の御華族様」〈一葉・にごりえ〉
たいしん【大秦】
漢代の中国で、ローマ帝国あるいはその東方領土の呼称。
たい‐しん【大進】
《「だいじん」「だいしん」とも》律令制で、中宮職(ちゅうぐうしき)・皇太后宮職・東宮坊・京職・修理職(しゅりしき)・大膳職などの判官(じょう)のうち、少進の上に位するもの。
たい‐しん【大震】
激しい地震。大地震。
たい‐しん【対審】
当事者を相対させて行う訴訟の審理。民事訴訟では口頭弁論、刑事訴訟では公判期日の手続きをさし、公開を原則とする。
たい‐しん【耐震】
建物などがかなり強度の地震に耐え、壊れたり傷んだりしないこと。「—性」→免震 →制震
たい‐しん【退身】
[名](スル)ある事柄から身を引くこと。特に、官職を退くこと。致仕(ちし)。「—の取做し頼むの外、予も別に思案はないわえ」〈逍遥・桐一葉〉