たん‐かん【胆管】
肝臓でつくられた胆汁を十二指腸へ運ぶ通路。肝管と胆嚢(たんのう)から来る胆嚢管、それらが合流した総胆管からなる。輸胆管。
たん‐かん【単簡/短簡】
[名・形動]単純でわかりやすいこと。また、そのさま。簡単。「純粋で—な芝居が出来そうなものだ」〈漱石・三四郎〉
たん‐かん【短観】
「日銀短観」の略。
たん‐かん【丹款】
まごころ。赤心。赤誠。誠意。
たん‐かん【貪官】
「どんかん(貪官)」に同じ。
たん‐かん【単館】
一つの映画館。特にミニシアターなど、映画配給会社の系列でない映画館の一つ一つ。「—上映」
たん‐かん【桶柑】
ミカン科の常緑樹。ポンカンとネーブルの交雑によるタンゴールの一種。広東省原産で、台湾を経て明治期に日本に移入された。鹿児島県、特に屋久島で多く産する。実の外皮は剝きにくいが、瓤嚢が薄くそのまま食...
たんかん‐えん【胆管炎】
胆管に起こる炎症。急性であることが多い。発熱と黄疸、右上腹部の痛みを伴う。大部分は大腸菌などの細菌が感染して起こる。重症になると敗血症を生じ、命にかかわることがある。
たんかん‐がん【胆管癌】
胆管にできた悪性腫瘍。肝内胆管癌と肝外胆管癌とに分けられるが、通常、肝外胆管癌をいう。胆管が閉塞して胆汁の流れが滞ることで、閉塞性の黄疸症状を引き起こす。肝臓やリンパ節に転移しやすい。
たんかん‐けい【単館系】
大手の配給会社や興行会社に属さない、ミニシアターのような傾向の映画館。また、そこで上映されるような映画。「—映画館」「—映画」