くも・る【曇る】
[動ラ五(四)]《「雲」の動詞化》 1 空が、雲や霧などで覆われる。「どんよりと—・る空」 2 透明な物や光っていた物などが、他の物に薄く覆われたりさえぎられたりして、よく見通せない。輝きのない...
よど・む【淀む/澱む】
[動マ五(四)] 1 水や空気などが流れずにとまって動かない。「水が—・んでいる岩かげ」「空気が—・んでいる」 2 底に沈んでたまる。また、どんより濁る。「泥が底に—・んでいる」「—・んだ目をし...
にしん‐くき【鰊群来】
産卵期のニシンが大群で主に北海道西岸に押し寄せること。《季 春》「どんよりと利尻の富士や—/誓子」
どんみり
[副]色合いなどが濁っているさま。また、空の曇っているさま。どんより。「鼠色の汚え泡だらけになって—と流れたわ」〈鏡花・草迷宮〉
ふり‐だ・す【降(り)出す】
[動サ五(四)]雨や雪などが降り始める。「どんよりとした空から、とうとう雨が—・した」
よどみ【淀み/澱み】
1 水や空気などが流れずにたまっていること。また、その所。よど。「川の—」「空気の—」 2 底に沈んでたまること。どんより濁ること。 3 物事が順調に進まないこと。また、その箇所。「—なくしゃべ...
じっぽう‐ぐれ【十方暮れ】
1 暦注の一。甲申(きのえさる)から癸巳(みずのとみ)までの10日間の称。この間は十方の気がふさがり、万事に凶とされる。 2 空がどんよりと曇っていて暗いこと。途方に暮れることの形容にも用いる。...