なみ【波/浪/濤】
1 風や震動によって起こる海や川の水面の高低運動。波浪。「—が寄せてくる」「—が砕ける」「逆巻く—」 2 空間や物体の一部における振動や変化が、周囲の部分に次々に伝わっていく現象。波動。「光の—...
なみ【並(み)】
《動詞「なむ」の連用形から》 1 並んでいること。並んだもの。ならび。 2 よくも悪くもないこと。ごく一般的であること。また、そのもの。中ぐらい。普通。「—の品」「—の選手」 3 商品などの等級...
なみ【波】
《原題The Waves》ウルフの小説。1931年刊。6人の幼なじみたちの独白により構成された実験的な作品。 山本有三の長編小説。男女の運命的な結びつきと親子の関係を描く。昭和3年(1928...
な‐み【無み】
[連語]《形容詞「なし」の語幹「な」+接尾語「み」》…ないので。…なさに。「よるべ—身をこそ遠くへだてつれ」〈古今・恋三〉
なみ‐ひととおり【並(み)一通り】
[名・形動]ごく普通であること。通り一遍であること。また、そのさま。「—な(の)努力では成功できない」
なみ‐あし【並(み)足】
1 速くも遅くもない、普通の足並み。 2 (「常歩」と書く)馬術で、いちばん歩度の遅い馬の進ませ方。速度は、1分間110メートルくらい。ウオーク。
なみ‐あと【波跡】
波が打ち寄せて、浜辺などに残した跡。また、進み行く船の後方の水面に残る跡。
なみ‐いた【波板】
⇒海鼠板(なまこいた)
なみ・いる【並(み)居る】
[動ア上一][文][ワ上一]その場所に並んで座っている。「—・いるお歴々」
なみうち‐ぎわ【波打ち際】
そこまで波が打ち寄せる所。なみぎわ。なぎさ。