に‐げん【二元】
1 もととなるものが二つあること。 2 物事が二つの異なった原理から成り立つこと。また、その原理。 3 代数式で、未知数が二つであること。「—連立方程式」
に‐げん【二言】
⇒にごん(二言)
にげん‐かごうぶつ【二元化合物】
異なる2種類の元素からなる化合物。共有結合による水(H2O)、二酸化炭素(CO2)、イオン結合による塩化ナトリウム(HCl)、酸化マグネシウム(MgO)などがある。
にげん‐きん【二弦琴/二絃琴】
弦楽器の一種で、細長い胴に同じ長さの2弦を張った琴。八雲琴(やくもごと)と、それを改良した東流(あずまりゅう)二弦琴がある。
にげんし‐ぶんし【二原子分子】
2個の原子でできている分子。水素、酸素、窒素のほか、一酸化炭素など。
にげん‐だいひょうせい【二元代表制】
首長と議会議員の両方を、有権者が直接選挙で選ぶ仕組み。どちらも民意を反映しているが、互いに対立することがある。日本では都道府県・市区町村とも、地方自治はこの仕組みで運営されている。 [補説]国政...
にげん‐ほうそう【二元放送】
二つの場所を同時に使って行う放送形式。
にげん‐ほうていしき【二元方程式】
未知数を二つ含む方程式。
にげん‐ろん【二元論】
1 異なった二つの原理で、あらゆるものを説明しようとする考え方。 2 哲学で、世界を相対立する二つの原理によって説明しようとする立場。精神と物質との二実体を認めたデカルトの物心二元論など。→一元...