ねん‐ねん
《「ね(寝)る」の「ね」を重ねた「ねね」の音変化》「寝なさい」の意で、幼児を寝かしつけるときに言う語。
ねん‐ねん【年年】
年ごと。毎年。「—忘れっぽくなる」
ねん‐ねん【念念】
1 仏語。一瞬間。刹那刹那(せつなせつな)。時々刻々。 2 一つ一つの思い。種々の考え。「われらが心に—の欲しきままに来たり浮かぶも」〈徒然・二三五〉
ねんねんころり
子守歌の文句。ころりと横になって寝なさい、の意。「—、おころりよ」
ねんねん‐さいさい【年年歳歳】
毎年毎年。歳々年々。「—繰り返される恒例の行事」
年年(ねんねん)歳歳(さいさい)花(はな)相似(あいに)たり
《劉希夷「代悲白頭翁」の「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」から》毎年毎年、花は変わることなく咲く。人の世の変わりやすいのに比べ、自然は変わらないことのたとえ。→歳歳年年人同じからず
ねんねん‐しょうみょう【念念称名】
仏語。瞬時も休むことなく阿弥陀仏の名号(みょうごう)を唱えること。
ねんねん‐しょうめつ【念念生滅】
仏語。一切の事象が時々刻々に、生じたり滅したりしていること。
ねんねん‐そうぞく【念念相続】
仏語。絶え間なく一心に念仏を唱えつづけること。