ばん‐しゅう【晩秋】
1 秋の終わり。秋の末。《季 秋》「—や杣(そま)のあめ牛薔薇甜(ね)ぶる/蛇笏」 2 陰暦9月の異称。
ばん‐しゅう【番衆】
幕府・朝廷・大名家などで、殿中や館に交代で宿直・勤番して、警備や雑務に当たった者。番方。ばんしゅ。
ばん‐しゅう【蛮習/蕃習】
野蛮な風習。
ばん‐しゅう【播州】
播磨(はりま)国の異称。
ばん‐しゅう【磐州】
磐城(いわき)国の異称。
ばんしゅうさらやしき【播州皿屋敷】
浄瑠璃。時代物。3巻。為永太郎兵衛・浅田一鳥作。寛保元年(1741)大坂豊竹座初演。皿屋敷の怪異巷説に細川家の御家騒動をからませて脚色したもの。
ばんしゅう‐さん【晩秋蚕】
8月下旬以降に孵化(ふか)して掃き立てされる蚕。
ばんしゅうへいや【播州平野】
宮本百合子の中編小説。思想犯の妻の目を通して第二次大戦後の日本を描く。昭和21年(1946)から昭和22年(1947)にかけて、雑誌「新日本文学」および「潮流」に断続的に連載。