ふと【太】
1 太いこと。太っていること。「庄野の—の、およねが俵腰に食ひついて」〈浄・丹波与作〉 2 「太棹(ふとざお)」の略。 3 名詞の上に付いて、太い意を表す。「—腹」「—物」 4 神や天皇などに関...
ふ‐と
[副] 1 はっきりした理由や意識もないままに事が起こるさま。思いがけず。不意に。ふっと。「—立ち止まる」「夜中に—目がさめた」 2 素早く容易に行われるさま。すぐに。即座に。「竜あらば、—射殺...
ふと‐い【太藺/莞】
カヤツリグサ科の多年草。池沼などに生える。茎は高さ1〜2メートル、円柱状で太く、中空。葉は鱗片(りんぺん)状で、褐色を帯びる。夏、黄褐色の穂をつける。おおい。おおいぐさ。まるすげ。《季 夏》「放...
ふと・い【太い】
[形][文]ふと・し[ク] 1 棒状のものの径が大きい。周囲が大きい。また、肢体などに肉や脂肪がついている。「—・いパイプ」「首が—・い」⇔細い。 2 線状のものの幅が大きい。「—・い線」⇔細い...
ふと‐いき【太息】
大きくゆるやかに息をすること。また、その息。
ふと‐いと【太糸】
1 いく本もより合わせた太い糸。 2 絹糸で、玉糸・熨斗糸(のしいと)の称。 3 綿糸で、20番手より太い糸。
フトゥナ‐とう【フトゥナ島】
《Futuna》南太平洋、フランスの海外領土ウォリスフトゥナ諸島の島。東隣のほぼ無人となったアロフィ島とともにフトゥナ諸島を構成する。火山性の島で起伏に富む。最高峰はプケ山(標高524メートル)...
フトゥーフ‐もん【フトゥーフ門】
《Bab al-Futuh》エジプトの首都カイロの旧市街、イスラム地区にある城門。「征服の門」を意味する。ハーキムモスクの北西に隣接し、ムイッズ通りの北端に位置する。11世紀末、ファーティマ朝第...
ふ‐とう【不当】
[名・形動]正当・適当でないこと。道理に合わないこと。また、そのさま。「—な手段」「—解雇」
ふ‐とう【不党】
一方だけに味方しないこと。党派をつくらないこと。「不偏—」