へい‐し【兵士】
《古くは「へいじ」とも》 1 軍隊で、士官の指揮を受ける者。兵隊。兵卒。 2 律令制で、兵役に徴発された農民。正丁(せいてい)のうち3分の1が徴発され、軍団に配属された。ひょうじ。
へいじ【平治】
平安末期、二条天皇の時の年号。1159年4月20日〜1160年1月10日。
へい‐じ【平時】
1 変わったことのない時。平常。ふだん。「—の体温」 2 戦争や事変のない時。平和な時。「—の備え」⇔戦時。
へい‐じ【兵事】
戦争・軍隊に関する事柄。軍事。
へい‐じ【瓶子】
《「へいし」とも》 1 酒をいれて、つぐのに用いる器。形は細長く、胴が張って口が小さい。銅・錫(すず)・陶磁器などで作る。徳利(とくり)。 2 紋所の名。1を図案化したもの。
へい‐じつ【平日】
1 ふだん。平素。 2 日曜・祝祭日以外の日。最近は土曜日も除くことがある。ウイークデー。「—は六時閉店」「—料金」
へいじ‐の‐らん【平治の乱】
平治元年(1159)京都に起こった内乱。保元の乱後、藤原通憲と結んで勢力を伸ばした平清盛を打倒しようとして、源義朝が藤原信頼と結んで挙兵したもの。結局、義朝・信頼は殺され、平氏政権が出現した。
へいじ‐ふうさ【平時封鎖】
平時に行われる封鎖。多く干渉や報復の手段として行われたが、不戦条約や国際連合憲章の成立の結果、禁止された。
へいじ‐へんせい【平時編制】
平時における軍隊の編制。⇔戦時編制。
へいじものがたり【平治物語】
鎌倉時代の軍記物語。3巻。作者・成立年ともに未詳。平治の乱のいきさつを和漢混交文で描いたもの。平治記。