かき‐くず・す【掻き崩す】
[動サ四] 1 傷などを、ひっ掻いて悪くさせる。 2 少しずつなくなる。なしくずしにする。「十月、時雨に紅葉—・し」〈宇津保・楼上下〉 3 少しずつぽつりぽつりと話す。「心に思ふやう、身のあるこ...
くずし‐い・ず【崩し出づ】
[動ダ下二]ぽつりぽつりと話しだす。「やや—・でて、問はず語りもしつべきがむつかしければ」〈源・蓬生〉
すいりょく‐でんき【水力電気】
水力発電による電気。「ぽつりぽつりと、—の明りが附き始めた」〈鴎外・青年〉
つぶ‐つぶ
[名](「粒粒」とも書く)たくさんの粒状のもの。また、その一つ一つ。ぼつぼつ。「顔に—ができる」「—のあるきゅうり」「—ジュース」→つぶつぶ感 [副] 1 たくさんの粒を感じるさま。「—とし...
ぽっつり
[副]「ぽつり」を強めていう語。「大粒の雨が—(と)ほおに当たる」「—(と)弱音をもらす」
ぽつん
[副]「ぽつり」に同じ。「額に—とほくろがある」「—と水滴が顔にあたる」「一人—とたたずむ」「—とつぶやく」