やや【児/稚】
あかご。赤ん坊。ややこ。
やや【稍/漸】
[副] 1 いくらかその傾向を帯びているさま。少しばかり。「今年は昨年より—暑い」 2 少しの間。しばらく。「—間をおいて話し始める」 3 状況が少しずつ進むさま。しだいに。「風冷やかにうち吹き...
や‐や
[感] 1 驚いたときや不意に気づいたときに発する語。おやおや。「—、これはたいへんだ」 2 呼びかけるときに発する語。やあやあ。やよ。「—といへど、答(いら)へもせで逃げて」〈大和・一五六〉
やや‐あっ‐て【稍あって】
[連語]しばらくして。「姉が出かけたあと、—電話があった」
や‐やき【家焼き】
家に火をつけて焼くこと。また、それをする人。放火。「主殺し、親殺し、—、強盗」〈浄・歌念仏〉
やや‐こ【稚児】
あかご。赤ん坊。やや。
ややこ‐おどり【ややこ踊(り)】
1 中世末期から近世初頭に行われた少女による小歌踊り。女歌舞伎に取り入れられて主要な演目となった。 2 少女による一種の盆踊り。小町踊り。
ややこし・い
[形][文]ややこ・し[シク]複雑である。こみいってわずらわしい。「話が—・くなってきた」 [派生]ややこしさ[名]
やや‐さむ【稍寒】
秋になって少し寒さを感じること。うそさむ。そぞろさむ。《季 秋》「—や一万石の城下町/虚子」
ややたんしゅうき‐じしんどう【稍短周期地震動】
周期が1〜2秒の地震動。木造の家屋や中低層のビルなどが共振しやすい。→短周期地震動