あけ‐わた・る【明け渡る】
[動ラ五(四)]夜がすっかり明ける。また、雲や霧などが晴れて明るくなる。「ようやく夜が—・る」「—・った空」
ようよう【漸う】
[副]「ようやく」の音変化。「走り通しで—間に合った」「春はあけぼの、—しろくなり行く、山ぎは少しあかりて」〈枕・一〉
こぎ‐つ・ける【漕ぎ着ける】
[動カ下一][文]こぎつ・く[カ下二] 1 舟を漕いで目的の場所に到着させる。「島に—・ける」 2 努力してやっと目標にまで到達させる、また、到達する。「ようやく完成まで—・けた」
ごにん‐ばり【五人張り】
《五人がかりで張る弓の意》四人で弓を曲げ、残る一人がようやく弦をかけるほどの強い弓。強弓。
虎口(ここう)の難(なん)
非常に危険な難儀。「ようやくにして—を脱する」
こん‐ぜん【渾然/混然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 すべてがとけ合って区別がないさま。「映像と音楽が—一体となってかもし出す雰囲気」 2 性質が円満で欠点のないさま。「ようやく—たるものを生み出すべく」〈中島敦...
くる【来る】
[動カ変][文]く[カ変] 1 空間的に離れているものが自分のいる方・所へ向かって動く。また、近づく。 ㋐こちらに近づいたり着いたりする。接近・到着する。訪れる。「バスがきた」「留守に友人がきた...
しゅう‐けつ【終結】
[名](スル) 1 物事が終わりになること。決着がつくこと。終わり。「事態がようやく—した」 2 ⇒結論2
し‐だ・す【仕出す/為出す】
[動サ五(四)] 1 しはじめる。とりかかる。「ようやく仕事を—・す」 2 注文に応じて、料理を作って届ける。「精進料理を—・す」 3 「しいず1」に同じ。「かたのごとく御湯—・いてまゐらせたり...
さがし‐あ・てる【捜し当てる/探し当てる】
[動タ下一][文]さがしあ・つ[タ下二]さがしていた目的物を見つけ出す。「持ち主をようやく—・てる」