あい【藍】
1 タデ科の一年草。高さ50〜80センチ。茎は紅紫色で、葉は長楕円形。秋、穂状に赤い小花をつける。葉・茎から藍染めの染料をとり、京都・大坂・阿波が産地として知られた。果実は漢方で解熱・解毒に使う...
アイスランド‐ポピー【Iceland poppy】
ケシ科の一年草。高さ約60センチ。春、白・黄・赤色などの4弁花をつける。アジア北部の山地に分布。切り花用に栽培。シベリアひなげし。
あえ‐の‐こと【饗の事】
石川県の奥能登地方で行われる行事。家々で田の神を迎え、食事や風呂などをすすめ、一年の収穫に感謝するもの。12月5日に迎え入れ、翌年2月9日に送り出す。国の重要無形民俗文化財、またユネスコの無形文...
あお‐びゆ【青莧】
ヒユ科の一年草。道端に生え、高さ1〜2メートル。葉はひし形に近い長卵形。夏の終わりに、緑色の小花を穂状につける。熱帯アメリカ原産で、日本には明治時代に渡来。あおげいとう。
あお‐みず【青みず】
イラクサ科の一年草。湿地に自生。高さ30〜50センチ、茎はみずみずしい緑色をしている。葉は卵形で縁に粗いぎざぎざがあり、対生。秋、淡緑色の小花が集まって咲く。
あかざ【藜】
ヒユ科の一年草。空き地や路傍に生え、高さ約1.5メートル。茎は堅い。葉はひし形に近い卵形で、縁は波形。若葉は紅色をし、食べられる。晩夏、黄緑色の小花が穂状に密生する。中国の原産。近縁種にシロザが...
アキレジア【aquilegia】
キンポウゲ科オダマキ属の一年草または多年草。また、その中の渡来種をいう。セイヨウオダマキ。
アゲラタム【(ラテン)Ageratum】
キク科の多年草。メキシコ原産で、日本では春まき一年草に用いられる。夏から秋にかけて、青紫色や白色などの小花を多数つける。
あこだ‐うり【阿古陀瓜】
ウリ科の蔓性(つるせい)の一年草。秋の初め、光沢があって赤色の平たくて丸い実がなり、飾りにする。金冬瓜(きんとうが)の一種。
あさ【麻】
1 アサ科の一年草。高さ1〜2.5メートル。茎はまっすぐに伸び、葉は手のひら状の複葉で対生。雌雄異株。夏、黄緑色の小花を穂状につけ、秋に実が熟す。中央アジアの原産で、熱帯から温帯にかけて栽培され...