さん‐きゃく【三脚】
1 3本の脚。「二人—」 2 「三脚架」の略。 3 「三脚椅子(いす)」の略。
さんきゃく‐いす【三脚椅子】
木を三叉(さんさ)に組み、座る部分に布などを張った折り畳みの椅子。三脚几(き)。
さんきゃく‐か【三脚架】
自由に伸縮・開閉できる3本の脚を備えた台。経緯儀・望遠鏡・カメラなどをのせるのに用いる。
さんきゃく‐き【三脚几】
「三脚椅子(いす)」に同じ。「只一人絵の具箱と—を担いで」〈漱石・草枕〉
さんきゃく‐ざ【三脚座】
焦点距離の長い望遠レンズを三脚の雲台に取り付けるための支持具。レンズフット。
さんきゃく‐だい【三脚台】
三本の脚で上部の輪を支える金属製の架台。金網を上に載せてビーカーやフラスコを置き、アルコールランプなどで加熱する際に用いる。実験用三脚。
さんきゃく‐はさ【三脚稲架】
丸太や竹を3脚に組んで開き、刈り取って束ねた稲穂などをかけて乾かすもの。
みつ‐あし【三つ足/三脚】
1 3本の足。また、3本足のもの。「—の燭台(しょくだい)」 2 鼎(かなえ)をいう女房詞。