いい‐ほぐ・す【言ひ解す】
[動サ四] 1 事情を説明して、人の誤解を解く。弁明する。「丸が非道をつつまんため…よしなき事を—・さば」〈浄・浦島年代記〉 2 反対する。非難する。「この岩永は呑み込まぬ不埒(ふらち)不埒と—...
かお‐よごし【顔汚し】
名誉を傷つけること。また、そのような行為をする人。つらよごし。「此後如何様(いかよう)なる不埒を働いて親類一同の—を為(し)ようも」〈木下尚江・良人の自白〉
に‐さい【二歳/二才】
1 生まれて2年目のもの。また、満2年たったもの。 2 青二才。「—の分際として甚だ不埒の申状じゃ」〈木下尚江・良人の自白〉
らち【埒】
[音]ラチ(慣) ラツ(慣) レツ(漢) 〈ラチ〉仕切りの垣。囲い。また、範囲。限界。「埒外・埒内/馬埒・不埒」 〈ラツ〉囲い。限界。「放埒」 [補説]「埓」は俗字。