出典:gooニュース
OECD世界経済見通し、安定的な成長予想 保護主義リスク警戒
Leigh Thomas[パリ 4日 ロイター] - 経済協力開発機構(OECD)は4日に公表した経済予測で、保護主義の再燃で貿易の回復が妨げられなければ、世界経済は今後2年間安定的に成長するとの見通しを示した。2024年の世界経済の成長率は3.2%、25年と26年は3.3%と予想した。
25年の世界経済成長率3・3%、日本は1・5%とOECD見通し…インフレ緩和も保護主義リスク指摘
経済協力開発機構(OECD)は4日発表した最新の経済見通しで、2025年の世界の経済成長率は前年比でプラス3・3%になると予測し、9月の前回予測から0・1ポイント上方修正した。インフレ(物価上昇)が和らいだことから成長は底堅いと見込んだが、「貿易摩擦や保護主義の高まり、地政学的紛争の激化などがある」と下振れリスクを指摘している。
世界経済とのズレが生む、植田日銀を待ち受ける「永遠の金融緩和」の罠
オーバーシュート型の政策を採用したために、世界の経済・金融政策のサイクルと日銀の政策にズレが生じてしまった。この結果、短期金利の引き上げはせいぜい1%程度、場合によっては0.5%程度までしか行えないかもしれない。そうなれば、いわゆる「永遠の金融緩和」となりかねない。しかし、金融緩和は永遠に続けられるものではない。
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